親から電話があった。
「イチゴジャムを作ったから送った」
こんな時にと思ったが、まあ心配してくれたんだろう。
しかし、受け取りはやはり宅急便の配送センターで預かってもらい取りに行くことに。
なんか申し訳ない。
不在票を持って配送センターに行く。
「すみませんが・・・」
後ろから、店に入ってきたおじいちゃんの声がした。
「福島まで送ってもらいたいんだが・・・」
それはやっぱり難しいだろうなぁ。
「今はちょっと無理・・・」
店員さんに断られて、店をあとにするおじいちゃん。
おじいちゃん、気持ち分かるよ。
街角でダンボールを抱えた人を見た。
大型スーパーで買い込んだ模様。
あらら・・・。
でも、大きな余震が来ると言われている中、弱者(幼児や老人)を抱えた家庭だったり、何かの施設だったりするかもしれないので、何も思わないことにする。
自分に出来ることだけを、淡々とする。
夜、実家に電話する。
「1日遅れたけど、受け取ったよ。ありがとう。」
パンは売っているか?と聞かれた。
「食パンはあっという間に無くなるみたいだけど、来週以降は少し良くなるんじゃない?」
すると、ジャムを作った理由を教えてくれた。
知り合いの苺農家からもらったらしい。
出荷に適さない形の苺を、よくもらったりしているのは知っている。
(実家は静岡市です/久能山の石垣苺が有名です)
「地震の影響でね、苺狩りツアーがキャンセルばかりになったって。それでね・・・」
あぁ、そうか・・・。
自粛ムードだけじゃなく、観光バスの燃料問題も関係してくる訳で。
日本の経済が停滞せぬように、過度な自粛は控え、少し抑えた感じでなるべくいつもの通り暮らす。
自分に出来ることを、淡々とする。
他の人を気にせず、淡々と。
ただね、募金先については、中間マージンがどうしたとか、その母体の企業はどうなんだとか、色々あるようですよ。これにはちょっと閉口しました。
募金をする場合は、少し調べてからの方が良いようです。
落ち着いて・・・ね。