一緒に遊んだエントラントの皆さんに感謝します。
いよいよ2010年シリーズ最終戦。
山梨の週前半の天気予報は土曜曇り/日曜雨(yahoo天気予報より)、週末に近づくにつれて土曜雨/日曜雨のち曇りと変化。
雨の予定が早まることを願いつつ、いよいよ週末。
前日の昼に家を出て、小雨降る首都高を経由し中央道へ。
雨は小降りで(時折強くなる感じ)、勝沼インターを降りると道路は部分的に乾いていて「おっ」っと思うのもつかの間、またパラパラと降り始める。
白く霞んでいても、山の形は判る位。
コースに到着すると何名かの方がフリー走行に来ており、女性ライダーもいてちょっと感動。
時折真っ白にガスるコースはたっぷりと水分を含んでいるけれど、走ってみなけりゃ始まらないので走行準備を。
準備でやったこと。
・通常整備の確認。
・トラクションを得る為にタイヤの空気圧は下げる方向。(試しに前後0.55から開始)
・サスペンションを調整。(圧/伸ともに3クリック戻し)
・ウエアはオーバーパンツをチョイス(ブーツへの浸水や泥付着の軽減)
・プロテクターをちゃんと着ける。(インナータイプを使用中/前回立ち樹に突っ込んでわき腹が痛かった~)
・急のつく動作はしないと自分に言い聞かせる。(急加速/急減速/クイックなターン、等)
コースインしてスタート広場で8の字をしてみると、やっぱり滑る感じだが泥の抵抗があり急なスリップではない。ということでストレートを走りだすと、スピードが乗るまで非常に不安定だが、乗ってきてしまえば進んでいく。
1コーナーはバンクに沿って大回り、テーブルトップは真っ直ぐに進入し、下りの先にある2コーナーもバンクの外側へ。
3コーナー手前にステップアップが出来ていたが、ここも外側のラインでバンクを使い、上りながらの4コーナーも外側のバンク上段へ。
ここは濡れた感じが無い為、次の上りにそなえて加速の為にアクセルはあけ気味に。
程好く加速してジャンプに向かうが、速度が乗らなければ重力につかまり再発進がヤバそうな路面状態。
ジャンプ2つ目から先の上りは結構イケると感じつつ、一番奥で左ターンしてここから下り。
ジャンプは慎重にやり過ごし、下りのS字へ進入。
路面はテカテカでは無いものの、滑る時は一気に滑るので外側バンクを多用し、右・左・右と進む。
コース中段のウォッシュボード(フープス)は舐めて進み、下りの左コーナーから濡れてテカるカタパルトジャンプを超える。
その後の下りでリヤが振られつつ、右・左・右と切り返し、次の左で手前に生えているキノコ(!!)を避けてウォッシュボードへ。
ウォッシュボードを舐めつつ、左コーナーもバンク下をゆっくり旋廻し、フィニッシュジャンプ手前で振られつつ1周完了。
その後、3周程流してピットに戻り、リヤサスの伸びをもう1クリック戻し、その後の周回でサスとタイヤのエアはコレで確定とする。
そうこうしているうちに、他のスタッフも集まって来てコース作り開始。
主催者O氏に状況を話し、林間コースを大回りして途中のアップダウンを無くす設定に決めた。
その時点では、モトクロスコース+状況次第で林間コースを足せる仕様。
スタッフは二手に別れ、周回チェックエリアと本コースエリアを雨の中黙々と作ることに。
本コース作りは、スタッフも足を滑らせ尻餅をつく程の状況だった。
こんな所をバイクで走るのだから、考えてみると不思議なものだ。
1周完成後、いつものラップタイム測定を行う。
4分19秒。
この1周のタイムが速いか遅いかは別にして、1周4分なら問題無しとする。
ちなみに、泥はまとわりつくものの、ホームストレートでフロントを上げられる位。
このコンディションはオーナーの努力の結果なのだと思う。
だがしかし。
コース設定後、雨脚は強くなる一方で、飽和水量を超えつつあるんじゃないかと心配になる。
その後、いつもの温泉と夕飯を済ませ、早めに就寝するも雨は強くなるばかり。
翌日の早朝6:30頃、車の屋根を叩く滝のように振る雨が少しでも弱まることを、寝床で願うしかなかった・・・。
~続く~